脱サラし、フランチャイズに加盟せず、ハウスクリーニング(清掃業)で小資本独立開業




 ハウスクリーニング
(お掃除商売)を成功さ
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 「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」
 序章・終章(P15〜、P197〜)より

 
小資本独立開業―すぐに始められるハウスクリーニング業―

ハウスクリーニングとは?

あなたは、ハウスクリーニングと聞くと、どんな仕事を想像されますか?

(ハウス=家)+(クリーニング=お掃除)から連想し、「一般家庭内のお掃除をお客さまに代わってお掃除する家政婦さんのような仕事」と答える方が多いのではないでしょうか。

実際、家庭内のお掃除をお客さまに代わってお掃除する業務をメインにビジネス展開し、全国展開している有名企業がありますので、ハウスクリーニングとは「家庭内のお掃除代行サービス」という答えでも間違いではありません。

しかし、ハウスクリーニングは、それだけの業務しか出来ないというわけではなく、実際はもっと奥深く、守備範囲がとても広い仕事なのです。

その業務を上げれば、新築・改築後の掃除にはじまり、アパート・マンションの空き部屋清掃、ビル・マンションの共用部の清掃、会社のオフィス内掃除、中華料理店などの飲食店やスーパー・コンビニ・ブティック等の店舗清掃、学習塾や英会話・カルチャースクールの教室内掃除、学校・病院・老人ホーム等の建物内の清掃など

「建物があるところにハウスクリーニングあり」といっても過言ではありません。


ハウスクリーニングはリピート商売

人が仕事をしたり暮らしている場所は必ず汚れますし、ゴミも出ます。すると当然、掃除をする必要が生じます。そして、掃除をしてもそのうちに汚れるので、また掃除をしなければなりません。

この繰り返しで、一度掃除の依頼が来ると再々お掃除の依頼が来るようになります。つまり、ハウスクリーニングは実に手堅いリピート商売なのです。

汚くて不潔な住まいやオフィスが好きな人はまずいませんし、時代的な欲求として、ますます「清潔」が求められています。またそうした商品の売れ行きが好調なことも事実でしょう。

 したがって、今後ともハウスクリーニングが廃れることはありませんし、将来的にみればマーケットはもっと広がる可能性があるビジネスということが言えます。

 市場規模としては、一般家庭のマーケットで1,000億円位、お掃除ビジネス全体では1兆5,000億円以上といわれる巨大市場です。

建物がある限り、この仕事は永久的になくならないでしょう。


どのお掃除業務からはじめるの?

あなたは「ハウスクリーニングは多種多様、色々な掃除業務を行うことが出来ます」と聞いて、次のように思うかもしれません。

「色々な掃除業務が出来ると言って、全ての掃除業務をやるとなると、それぞれの掃除業務のやり方を覚えるのは、たいへんだよなぁ〜・・・。」

たしかに、色々な掃除業務が出来るといっても、それぞれ業務のやり方が違うので、全部を一気に始めるのは難しいと思います。

しかも、それぞれ掃除業務を行うには、それぞれに必要な機械や道具をそろえなくてはいけません。これには多くの投資が必要となります。

ですから、まずは1つの掃除業務から始め、徐々に他の業務を増やして行っていくのがベストだと思います。

そこで気になるのが、どの業務から始めるといいか?出来れば、初期投資は最小限で、需要あるものから始めたいですよね。

実際、皆さんからの質問の中で特に多い質問が、「ハウスクリーニング(お掃除商売)はどの掃除から始めたら良いのですか?どの掃除が一番ベストですか?」という質問です。

この質問に私は「一般家庭のお掃除から始める」ことをお奨めしています。


なぜ一般家庭のお掃除なの?

●他の掃除への応用がきく

ハウスクリーニングの基本は一般家庭のお掃除です。

一般家庭のお掃除が出来るようになれば、その他のお掃除は、この一般家庭のクリーニングの応用にすぎません。反対に他のお掃除から始めた人は、その分野のお掃除は出来るようになりますが、他のお掃除への応用がなかなか難しいようです。

また、一般家庭のお掃除から始める大きな理由として一般家庭のお掃除のリピート性と拡張性も見逃せません。

●リピート性

 一度お部屋のクリーニングを行ったからといって、その部屋で生活をすれば、部屋は再び汚れます。一度「ハウスクリーニング」を依頼し、きれいなお部屋の快適さを知ったお客様は、汚れが気になると、再びハウスクリーニングを依頼します。継続的な掃除の依頼となる可能性が非常に高いのです。

同じお客様から週、隔週、一ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など定期的にクリーニングの依頼が来るようになります。

同じお客様から仕事依頼をしていただけるということは、宣伝広告せずとも仕事が常時あるということです。

仕事が常時あれば、自分でスケジュールを立てながら仕事が出来ますし、収入も安定します。私の会社の例ですが、当社は一般家庭の掃除を中心に行っていますが、年々営業・宣伝コストは減ったにも関わらず、売上は年々上がっています。


●拡張性

また、一般ご家庭クリーニングを行うと、ほぼ100%の確率で何らかのリフォームの仕事をお客様から依頼されます。
一般家庭でハウスクリーニングを行っていると「網戸が破れているので張り替えたいのだけど・・・」「壁紙が汚れているので張り替えたい・・・」「ペンキの塗り替えを近々したいけど・・・」「畳をフローリングに換えたいのよね・・・」などお客様から色々なお困りごとを話しかけてきます。

お客様としても、相手がリフォーム会社ではなく、クリーニング屋だからこそ、気軽に直したい箇所を話してくれるようです。そのお客様の気軽さが仕事に結びついていくのです。

私の会社の例ですが、あるお客様の家には、ハウスクリーニングの仕事でお伺いしたのですが、「タンスの取っ手が外れ、付けてほしい」と頼まれ、気軽に修理した取っ手を取り付けたのがきっかけで、網戸の張替え、エアコンの取り付け、壁紙の張り替え、窓の格子の取り付け、防犯機器の設置、じゅらく壁の塗り替え、屋根や外壁全体の塗装などさまざまな仕事を依頼されるようになりました。

このように、ハウスクリーニング以外の仕事をお願いするお客様はたくさんいらっしゃいます。

「私の会社はハウスクリーニングだけしかやっていないので、他の仕事のことは知りません」と言っても、もちろん問題はありません。

しかし、ハウスクリーニング以外の仕事も受けていくことにより、これが将来的に大きな仕事へと結びついていくと思います。

現在、私では出来ない電気工事や内装工事、塗装工事はすべて専門の業者の人に依頼しています。

実は、こうした他業者に仕事を依頼することは、ハウスクリーニングの本業にもプラスになっています。

私の会社が仕事を依頼した電気屋さんや内装屋さん、塗装屋さんは、「お返し」という意味なのでしょうか、それぞれの業者の人たちが、掃除の仕事がある時、当社に依頼してくれています。


資格・免許不要でできる商売

ハウスクリーニングをビジネスとして始めるときに、面倒な資格や免許は必要ありません。

資格を取得するために特別な勉強をする必要など一切ありませんから、身体が動く人なら誰でも簡単にハウスクリーニングは始めることが出来ます。

また、ハウスクリーニングの独立開業に役所や警察に行って申請書を提出したり、許可を得る必要もありません。

ただし、ハウスクリーニングの業界団体などが任意に発行する資格免許はいくつかあります。しかし、あくまで民間の任意団体が発行する資格ですから、国家資格のようにステイタスや信用力があるわけではありません。

この資格の取得を顧客にアピールすれば営業がしやすいという理由なのでしょうが、現実的には掃除を依頼してくるお客様は、業者が資格を有しているかどうかを業者選びの判断基準にしているわけではありませんから、とくに民間任意団体の資格を取得する必要はないでしょう。

また、資格を有していても仕事を受注できなければ、それが国家資格であっても無意味です。

まして、ハウスクリーニングというのは、お客様に喜ばれてこそ仕事が増え、リピートオーダーにつながっていきますから、資格の有無によって仕事の増減が左右されるようなことはない、と考えていいと思います。

ハウスクリーニングは他人の家に入って作業をしますから、他の商売よりも個人と個人の結びつきが強くなります。 ですから資格の有無よりも、個人の信用が何よりの強い武器となるわけです。


性別・年齢・学歴・経験問わずできる商売

ハウスクリーニングは、主に一般家庭のお掃除やアパート・マンションの空き部屋、オフィス、店舗などの掃除を行うのが主な仕事内容です。

掃除ですから健康な人であれば男性、女性、年齢、学歴を問わず今日からでもできる商売です。

完全失業率が平均5%以上を続ける現在の就業状況において思うように就職・転職のできない人も多いようです。とくに中高年者の場合、就職・転職の際にネックとなるのが年齢制限です。40歳以上の年齢の人の就職・転職はかなり厳しい状況になります。何か特殊な技術や能力でもあれば職にも就けやすいし独立して商売をやることも可能ですが、ごく普通のサラリーマン生活を送ってきた人は、採用者側もなかなか厳しい判断をします。

就職・転職をあきらめ、いざ独立開業するとしても開業資金が1,000万、2,000万円かかるのが現実です。さらに、開業した商売が失敗すれば多額の借金を負うことにもなります。

たとえば、ラーメンのフンチャイズに加盟するとしても、加盟金100万円、保証金100万円、店舗取得費1,000万円という初期投資費用がかかります。

一方、ハウスクリーニングは自宅を事務所代わりに、クルマ一台、掃除用具一式という、わずかな資金でスタートすることができます。

この先行き不透明な時代にあって、誰にでもできて、リスクも少ない商売は他にない、と言っても過言ではありません。

                
1年目を迎えた収入について

ハウスクリーニングの商売を始めたとして、一体どれぐらいの収入になるのでしょうか。これは、皆さんがもっとも関心を抱く部分だと思います。

そこで、私が開業して一年目を迎えていた頃の月収支を参考に説明してみましょう。

私の会社は一般家庭のお客様中心に仕事を行っていますので、ここで紹介するのは、一般家庭のお客様をターゲットに仕事をした場合の月収入です。

1日の売上が3万円〜5万円、稼動日数は18日〜23日、月の売上は3万円〜5万円×18日〜23日=64万円〜85万円、必要経費は洗剤代とブラシ等の消耗品代で売上に対して10分の1以下、その他の諸経費を売上から差引いて計算すると、だいたい月収入は52万円〜74万円ぐらいでした。

この数字を見て、儲かるのか儲からないのかは各自の判断に任せることにしますが、一般の30〜40代の代のサラリーマンの月収に比べれば多いほうではないでしょうか。

会社内の煩わしい人間関係もなく、自分の能力次第で仕事ができるのも、独立自営業ならではの醍醐味です。

一般家庭での仕事はスタートが朝9時、終了は遅くとも夕方6時までです。ですから自宅を出るのは一般の会社員と変わらず、自宅に帰ってくるのはむしろ早いほうではないでしょうか。

毎日朝食.夕食ともに自宅で家族と一緒に食べることができて、自分の余暇時間も十分に取れる生活を送ることができるのも魅力です。

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