今から独立開業しようとする場合、まず決めなければいけないこと?
それは、「どんなビジネスで独立開業するか」ではないでしょうか。

あなたは、独立開業するビジネスをどうやって探しますか?

今、独立開業しようとする人が、独立開業するビジネスを探すのに、
最も利用している情報源が、独立開業雑誌またはインターネットだと
言われています。

では、独立開業雑誌やインターネットを見て、
あなたが、独立開業するビジネスを決定する決め手は何でしょうか?

▼ 下記の条件を満たすことができればかなり有望ではないでしょうか。

● 家族を養わなければいけないので、稼げる仕事であること
● 安定収入が得られること
● すぐに仕事がはじめれること、自分でもやれること
● 今だけではなく、将来的にも需要があること
● 一生涯できる仕事であること
● お客様から感謝され、喜ばれ、やりがいのある仕事であること

 

上記の条件を満たすビジネスで独立開業として、
一つの選択肢に
全国ホームサービス協会では、
『手に職』をつけて独立開業をおすすめしています。

『手に職』をつけて独立開業といっても、
世の中には様々な『手に職』仕事があります。

「食」の分野であれば、寿司職人、和菓子職人、パン職人
「医」の分野であれば、あんま・マッサージ、指圧士、整体士
「美」の分野であれば、美容師、理容師、ネイルアーティスト
「衣」の分野であれば、和裁、洋裁、リフォーム
「住」の分野であれば、大工、電気工事士、左官、内装工
など

『手に職』仕事の特長は、
体一つで稼げ仕事をやればやるだけ収入になる
その日働いた仕事の代金をその日のうちにお客様から回収
できる『手に職」つく仕事(
日銭商売)を選べば、
生活の不安の解消が早い。

一生涯現役で仕事ができる
自分のやり方で仕事が進められる
どんな時代でも、どんな地域でも、
世の中が必要とする「手に職」つく仕事は無くならない

お客様から感謝され、喜ばれ、それがやりがいとなる
など、独立開業するには理想的な仕事ではないでしょうか。

ただし、『手に職』をつけて独立開業するために、
▲スキルを身につけるための修業をしなければいけない
▲独立開業するには資格が必要
▲店舗や設備投資にお金がかかる

といった仕事内容では、
独立開業までに時間がかかってしまいます。

【すぐに仕事がはじめれること、自分でもやれること】
の条件にマッチしません。

そこで、当会では、
独立開業までに時間がかからない、
すぐに仕事がはじめられる
『手に職』仕事をあなたに紹介し、
独立開業ノウハウを、公開したい
と考えています。


修業不要
資格・許認可不要
店舗不要
設備投資少額
で独立開業できる『手に職』仕事は実際にあるのか?


当会がおすすめしたい
独立開業までに時間がかからない、
すぐに仕事がはじめられる『手に職』仕事

それが ハウスクリーニング(清掃)業です。

なぜハウスクリーニング(清掃)業が
すぐに仕事がはじめられるのでしょうか?

これは
全国ホームサービス協会の代表である
私の経験を踏まえてご説明します。

 

● すぐに仕事がはじめれること、自分でもやれること

ハウスクリーニング(清掃業)は、
主に一般家庭のお掃除やアパート・マンションの空き部屋、
オフィス、店舗などの掃除を行うのが主な仕事内容です。

掃除ですから健康な人であれば男性、女性、年齢、学歴を
問わず今日からでもできる商売です。

完全失業率が平均5%以上を続ける現在の就業状況において
思うように就職・転職のできない人も多いようです。

とくに中高年者の場合、
就職・転職の際にネックとなるのが年齢制限です。
40歳以上の年齢の人の就職・転職はかなり厳しい状況に
なります。

何か特殊な技術や能力でもあれば職にも就けやすいし、
独立して商売をやることも可能ですが、
ごく普通のサラリーマン生活を送ってきた人は、
採用者側もなかなか厳しい判断をします。

就職・転職をあきらめ、いざ独立開業するとしても
開業資金が1,000万、2,000万円かかるのが現実です。

さらに、
開業した商売が失敗すれば多額の借金を負うことにもなります。

たとえば、
ラーメンのフンチャイズに加盟するとしても、
加盟金100万円、保証金100万円、店舗取得費1,000万円
という初期投資費用がかかります。

一方、ハウスクリーニングは自宅を事務所代わりに、
クルマ一台、掃除用具一式という、わずかな資金でスタートする
ことができます。

この先行き不透明な時代にあって、
誰にでもできて、リスクも少ない商売は他にない、
と言っても過言ではありません。


その他にも、
ハウスクリーニングを選んだ理由があります。

それは↓


●家族を養わなければいけないので、稼げる仕事であること

私は、ハウスクリーニングで独立開業したその初月に
24万6千円の現金収入を得ました。

独立開業初年度の月収は24万円~50万円ぐらい、
1年を過ぎ、月収が50万円~70万円に増え、
2年目を迎えたころから、月収が100万円を超える月が
出てくるようになりました。

そして、ハウスクリーニングで独立開業して3年目以降、
月収入70万円~150万円ぐらいで安定しました。


● 安定収入が得られること

人が仕事をしたり暮らしている場所は必ず汚れますし、
ゴミも出ます。
すると当然、掃除をする必要が生じます。
そして、掃除をしてもそのうちに汚れるので、
また掃除をしなければなりません。

この繰り返しで、一度掃除の依頼が来ると
再々お掃除の依頼が来るようになります。

つまり、ハウスクリーニング(清掃業)は
実に手堅いリピート商売なのです。

お掃除を1度依頼したお客様というのは、
業者に掃除をお願いして、その快適さを知れば、
年末や夏の大掃除として最低毎年1~2回、
月1~2回、週1~2回、毎日など
定期的にお掃除をお願いするようになります。


● 今だけではなく、将来的にも需要があること

汚くて不潔な住まいやオフィスが好きな人はまずいませんし、
時代的な欲求として、ますます「清潔」が求められています。
またそうした商品の売れ行きが好調なことも事実でしょう。

したがって、
今後ともハウスクリーニングが廃れることはありませんし、
将来的にみればマーケットはもっと広がる可能性がある
ビジネスということが言えます。

市場規模としては、
一般家庭のマーケットで1,000億円位、
お掃除ビジネス全体では1兆5,000億円以上といわれる
巨大市場です。

建物がある限り、この仕事は永久的になくならないでしょう。


● 一生涯できる仕事であること

あなたは、これまでに
“手に職をつけたほうがいいよ”と言われたことはないですか?

私は、小さいころから大人の人に、よく、
「手に職をつけると、一生涯食べるには困らないし、
自分が辞めない限り、一生現役で仕事が出来るので、
絶対手に職をつけたほうが良いよ」と言われてきました。

お掃除は技術職です。
お掃除を極めれば、一生現役で仕事が出来ます。


● お客様から感謝され、喜ばれ、やりがいのある仕事であること

Tさん夫妻との付き合いは、
大晦日の朝に「換気扇の掃除をしてほしい」と電話があったのが
きっかけでした。

私の会杜は、12月30日が仕事納めで、
Tさんから電話があったのはすでに休暇に入った日でした。
しかしながら、Tさんの依頼を聞いているうちに、
休み返上で仕事をせざるを得なくなりました。

正月にTさんの息子夫婦が久しぶりに孫を連れて、
遠方からやってくるというのです。

そこで、
Tさんの奥さんは張り切って料理をつくろうと
換気扇を回そうとしましたが、スイッチをONにしても換気扇は
まったく動かなかったそうです。

そこで、その家を建てた工務店に連絡をしましたが、
換気扇の型番が古すぎてすでに部品はなし。
換気扇を丸ごと取り替えるにしても、製品の取り寄せが
正月明けになってしまうというのです。

困り果てたTさん夫妻は、
いまの換気扇をクリーニングすれば
なんとか動くのではないだろうかと考えました。
そして、かすかな希望を抱いて私のところに電話してきたのでした。

Tさんの家に行き、換気扇を見てすぐにわかったことは、
換気扇自体が油で真っ黒に汚れていることでした。
話を聞いてみると、この10年間、一度も換気扇の掃除を
していないと言います。

どうやら、換気扇の羽に油がびっしりついて、
その重みでモーターが回らないこと、
モーター軸に油がゴム状についていることも
モーターが動かない原因のようです。

であれば、換気扇の羽根とモーター軸の油汚れをとってしまえば、
換気扇は動くはずです。
私の推測をTさんに伝え、さっそく換気扇の掃除にとりかかりました。

羽についた油はびっしりゴム状、
換気扇内部の油受けパーンも油が今にもあふれるぐらい溜まっていて、
油をすべて回収したら中バケツいっぱいはあったかと思います。

この換気扇クリーニングは、
過去にやってきた仕事の中で一番の強敵でした。
想像していたよりも汚れがひどく、通常、換気扇クリーニングは二時間、
どんなにかかっても三時間もあればきれいになるのですが、
この換気扇に関してはゆうに五時間はかかりました。

私は、確実に換気扇から油を取り除き、すべてをきれいにしました。

そして、
すべての部品を取り付け、換気扇のスイッチをONにしてみました。
すると勢いよくモーターが回り始めたではありませんか。

私自身、その音を聞いた瞬間、感激しましたが、
Tさんも、この数年こんなに換気扇が回っている音を聞いていなかったと、
換気扇の音を感心して聞いていました。

もちろん、一番喜んだのは奥さんでした。
「これで明日、息子やお嫁さん、孫たちにいっばい手料理を
食べさせてあげられる」と、本当に喜んでくれ、感謝されたのです。

ハウスクリーニングをやっていて、
うれしそうなお客様の顔を見ることが何よりの喜びにつながります。

仕事を行ない、その内容にお客様から感動され、感謝され、喜ばれる――。
仕事冥利につきるとは、このような体験が味わえることです。
私自身にとっても満足感いっぱいの仕事納めとなりました。

その後もTさん夫妻との付き合いは続き、定期的に清掃を行ないました。
また、Tさんは、75歳まで会社の経営に携わっていた方だったので、
私が仕事でTさん宅に行くたびに、経営のやり方などをアドバイス
してもらいました。

私は 1997年に
東京近郊の狛江市でハウスクリーニング(清掃業)を
開業しました。

私がハウスクリーニングを開業した
東京の狛江市というところは、
東京といっても畑があちらこちらに点在し、
多摩川が街の横を流れている自然豊かなとても環境の良い所です。

東京大空襲のときは、ほとんど空襲の被害に遭わなかったそうで、
2階建ての家をゆうに超える、樹齢100年はあろうかと思える
ような大樹が、街のいたるところに威風堂々と存在しています。
まだまだ自然がたくさん残っている住宅地です。

私はこの街で10年間、
ハウスクリーニング(清掃業)を行いましたが、
私が商圏としていたのは半径1.5キロメートルのごく限られた地域で、
その地域でのみしか仕事を行っていませんでした。

私のお客様のほとんどは、ご近所に住んでいる人たちだったのです。


この1キロメートルという非常に狭い範囲の中でも充分に仕事はあり、
また実際に私はハウスクリーニング(清掃業)を続けてくることが
できました。

そのなかで、私が体験したさまざまな出来事は、
今後ハウスクリーニング(清掃業)を始めようとする人たちに、
きっと役に立つと思いますので、そういったケーススタディを
いくつかご紹介いたします。


 

◆ お客様からの励ましの言葉がパワーになる

I さん夫妻は、二人で会社を経営していることで、
なかなか自宅の掃除ができないという理由から、
私に掃除の依頼をしてきました。

その後、定期的に台所、トイレ、洗面所、お風呂、
窓ガラス、床のクリーニングを依頼されました。

Iさん夫妻の息子さんが結婚することになり、

婚約者のお嬢さんが両親と一緒にIさん宅に挨拶
にやってくることになりました。
そのときは、めでたい席の演出をしたいという気持ちから、
私も一生懸命に玄関回りから外壁、ガレージにいたるまで
念入りに掃除をしました。

Iさん夫妻はとても気さくな方たちで、
「自分たちも田舎から東京に上京し、この狛江市で、
夫婦で1Kアパートから二人三脚でいまの仕事を始めたんだよ。

あなただったら大丈夫。いつも応援しているから、がんばってね」
と仕事に行くたびに、励ましの言葉をかけてもらいました。
こうしたお客様の声は、仕事に対する力強いパワーになりました。

◆ 一か所をきれいにすれば仕事が増える

Tさんは三十代後半の女性ですが、
中古住宅を購入して、リフォームしたそうです。

引越ししてくる前に一度その家を見に来たのですが、
あまりにも 部屋が汚れていたので、荷物を運び込む前に、
部屋をきれいにしたい、ということで
私のところに家全体の掃除を依頼されました。

Tさんとしては、
最初は水回りとガラスだけを掃除してもらうつもりだったのですが、
ひとつずつピカピカになっていく様子を見ているうちに、
「ここも 掃除してほしい、あっちもきれいにしてほしい」と、
どんどん掃除の追加依頼をされました。

最初の見積りでは3~4万円の仕事依頼だったのに、
最終的には12万円ちょっとの金額まで追加の掃除内容に
なったのです。
ハウスクリーニングの奥が深いのは、こうした思いがけないことが
起きることです。

一か所がきれいになると、
いままで気がつかなかったところの汚れが目立ってきて、
次から次にきれいにしたいという欲求が湧き上がってくるのです。

つまり、一か所をきれいすることで、次々に仕事が増え、
売上も上がるというわけです。


◆ 「元気」をもらえるおばあちゃん

Oさんは72歳のおばあちゃんです。
台所、洗面所、トイレ、お風呂、窓ガラス、玄関の掃除を
定期的に依頼してくれました。

私がOさん宅を訪ねると、必ず手づくりの昼食やおやつを
ごちそうしてくれ、K市の昔話や戦争体験談を聞かせてくれます。
その話は非常に貴重であり、知らない話ばかりなので、
とても新鮮な気持ちになり、私にとっていい勉強になりました。

昼食の際には、
「奥さんの分もつくったので、奥さんも呼んできなさいよ。
一緒に食べましょう」といつも言ってくれる
東京のおばあちゃん的な存在です。

Oさんは72歳という年齢にもかかわらず、
毎日プールで五〇〇メートルを必ず泳ぐのが日課だそうです。
泳がないと体調がおかしくなるそうで、プール通いは
Oさんの健康の源になっています。

Oさん宅で私が行なう秋の年中行事がありました。
Oさんの家の庭には観賞用に植えたぶどうが秋になると実り、
庭一杯にブドウの甘い香りが漂います。

ところが、高い場所に実ったぶどうの房を自分の手で取ることが
できませんから、私が収穫を手伝うようになったのです。
このぶどう取りが、私の年中行事でした。

また、Oさんはその友人や行きつけのお店に私をずいぶん紹介
していただき、自らも私の会社のチラシを配ってくれました。
そのおかげで仕事も増え、Oさん宅を訪問するたびに、
ぶどうのみならず、Oさんの「元気」までいただきました。

◆ きれいに掃除した家は売りやすい

Oさん夫婦は一戸建てを購入したため、
いままで住んでいたマンションの売却を不動産屋に委託した
のですが、なかなか買い手がつきませんでした。
そこで一度、マンションの部屋全体の掃除をすることにしたのです。

部屋全体の掃除が完了して、
約10日後の日曜日にマンションの売買が成立しました。
そのお礼の電話が部屋の掃除をした私のほうへ入ったのです。

私もマンションの売却に多少なりとも貢献できことを
非常にうれしく思いました。


実は、家を掃除することによって、
それまで買い手がつかなかった家が売れる例はかなりあるのです。

Aさん夫妻の場合もそうでした。
息子さん夫婦が両親との同居を勧めてきたので、
Aさん夫妻は同意し、現在住んでいる家を売りに出しました。
ところがなかなか売却できません。

そこで、家を売ることは諦め、
自分たちが住み続けるためにも一度家をきれいにしようと、
私のところに掃除を依頼してきたのです。

Aさん宅の掃除が終了して2週間ぐらい経ったのち、
「家が売れた」というお礼の電話がきました。

なぜ私にお礼を言ってくるのか不思議でしたが、
Aさんが言うには、不動産屋さんと一緒に見にこられた方が
「こういうふうに掃除が行き届いて、きれいな家であれば、
きっと管理もしっかりしているだろう」ということでした。

そして、このことが家を購入する大きな理由となったそうです。

その話を聞いたときは私自身、非常にうれしくなりましたし、
掃除をしたことが家の売買の決め手になることを実感しました。


近所に住んでいるKさんは工務店を営み、
当会のチラシを見て掃除の依頼をしてきました。
最初はKさん宅の掃除を頼まれましたが、そのことがきっかけで、
リフォーム後の掃除の仕事も依頼されるようになりました。

K工務店の業務は、
ほとんどが狛江市を中心にした中古住宅のリフォームです。
今までは中古住宅をリフォームして販売する場合、
自社のスタッフで掃除を行ない販売していましたが、
買い手が付くまでにかなり時間を要したそうです。

ところが、
リフォーム後の掃除を私のところで行なうようになってから、
短期間で中古物件が売れるようになった、と大変喜ばれています。

◆ 困っている人を助けるのも仕事のうち

Kさんは趣味が高じて絵の先生をしている63歳の女性です。
教室で生徒を教えたり、展覧会、発表会などが頻繁にあるため
毎日大変忙しく、なかなか家の掃除ができないことから、
私のところに掃除の依頼をされました。

家全体の掃除を定期的に行なうようになり、
Kさんからいろいろな話を聞く機会が増えていきました。
すると、掃除をはじめ、修理・補修をしなければならない箇所が
たくさんあるにもかかわらず、業者と話し合う機会がなかなか
なくて困っているということです。

そこで、
「私でよければ力になりますよ」と話したのがきっかけで、
網戸の張り替えにはじまり、障子の張り替え、庭の草取り、
植木の剪定、シロアリ駆除、外壁のペンキ塗り、リフォーム
などの仕事を依頼されるようになりました。

最初の頃は「これできる?」だったのが、
そのうち「これとこれ、お願いします」と何でもお願いされる
ようになりました。

どうも、Kさんは私が掃除屋であることを忘れ、
リフォーム屋さんだと思っているフシがあるようでした。


私は、掃除以外の仕事は基本的には行なっていませんでした。
他の分野は知り合いの植木屋さん、内装屋さん、経師屋さん、
リフォーム会社、シロアリ駆除会社に仕事の依頼をしていました。

しかし、おもしろいもので、
他の業者の人たちがやっている仕事を横でずっと見ていると、
コツのようなことを覚えていきます。
簡単なものであれば、だんだん自分でもできるようになりました。

◆ ハウスクリーニングはお客様に感謝される仕事

Kさん夫妻とは、換気扇の掃除を依頼されたことがきっかけで、
ずっと長い付き合いをさせていただきました。

Kさんには二人の娘さんがいて、
ともに近くのマンションや一軒家に住んでいましたが、
どちらの娘さんも外で働いているため、なかなか家の掃除が
できないということで、娘さんの自宅の定期清掃も
依頼されていました。

Kさん宅の掃除が終わると、いつも帰り際に奥様から
たくさんのお土産をいただきます。
また、私が作業中にたくさんのタオルを使うのを見ていて、
Kさん宅にある古くなったタオルまでいつももらい、
たいへん助かりました。


実は、ハウスクリーニングをしていることのありがたさは
ほかにもたくさんあります。

仕事が終わると、
帰り際にお客様からいろいろなお菓子や果物、おかず、
旅行の土産品など、食べきれないほどの品々をもらうこと
が多いのです。

あまりたくさんもらったときは
自分の家だけでは食べきれないので、
また別のお客様のところに「いただき物ですが」と
持っていくことになります。

すると今度は、
そのお客様からまた別のお返しをいただいてしまうのです。

掃除業を行っていた8年間というもの、
何だかお客様からのいただき物で生活していたのではないかと
思えるほど、さまざまな品々をいただきました。
ありがたいことです。


もっとも、少々困ったこともありました。
柿が豊作の年、どこのお宅の庭にも柿がたくさん実りました。

つまり、どこの家庭に仕事に行っても、
手土産として袋いっぱいの柿を いただくのです。

こうなると、
他のお客様にどんなにお裾分けしても限界があり、
その秋 ばかりは、家で柿を食べても食べてもちっとも減らず、
柿を見るのもいやになったほどです。

◆ ハウスクリーニングは広がる可能性の大きな商売

Sさん夫妻は自宅の二階をアパートにしていました。
そのアパートの部屋が空くと、今まではご主人が自ら掃除を
していましたが、70歳を過ぎてあまり無理がきかなくなり、
奥様の希望もあって、私のところに空き部屋掃除の依頼が
来たのです。

それからは、アパートの部屋が空くたびに連絡があり、
私のほうで掃除をするようになりました。

また、奥様からは「自宅の換気扇も掃除してほしい、
お風呂もトイレもお願いします」という具合に、
次第に自宅の掃除の注文も増えていきました。

この例からもわかるように、アパートのオーナーは、
空き部屋の掃除を今まで自分自身で行なっていたが、
高齢になり、自分で掃除をするのが大変になり、
私たちのようなプロの掃除業者に依頼するといったケースが
多いようです。

そして、一度、業者に掃除を依頼してしまうと、
やはり自分で掃除するよりは格段にきれいになるので、
自然にリピートオーダーしてくるようになります。

また、アパートオーナーが、自宅の掃除も依頼されるケース
は非常に多く、定期的な掃除になる確率が高いようです。

このように、ハウスクリーニングというのは
どんどん広がりをみせるものなのです。

◆ あらゆるものをきれいする心構えで取り組む

Yさんは77歳の女性で、
40歳のころから自宅の一部屋を改造し、
音楽教室を開いていました。

その教室は非常に人気があり、
80歳を過ぎてもまだ現役で教室を運営 している
パワフルなスーパーおばあちゃんです。

そのYさんとの付き合いが始まったのは
「庭の草取りをやっていただけますか?」と
電話で依頼されたのがきっかけでした。

ご主人が定年退職後は、
Yさんの代わりにご主人が炊事洗濯から家の掃除まで
すべてをまかなっていたそうですが、残念なことに、
二年ほど前にご主人はガンで他界されました。

そのため、Yさんは、音楽教室の運営と家事に
孤軍奮闘しなければならない状況となったのです。

しかし、
実際には両立することはなかなか難しいことでした。
家事をやりたくても音楽教室が忙しく、なかなか
思うようになりません。

とくに困っていたのが庭の掃除です。
草が伸び放題になり、掃除をしようと思っても
時間的な余裕もなく、高齢の身体には負担がかかります。

庭の草取りと掃除は、一見関係なさそうに思えますが、
「庭をきれいにする」という意味では草取りも
掃除の範囲に含まれるのではないでしょうか。

そう考えれば、
Yさんが掃除業の私に草取りを依頼した事情が
納得できます。

最初は庭の草取りの仕事から始まりましたが、
その後は家の中の掃除も定期的に依頼されるように
なりました。


このように、庭の草取りに限らず、
お客様から仕事を依頼されて、
「なるほど、こういった仕事も掃除といえば
掃除の仕事になるんだなあ」と、
納得した仕事がいくつかあります。

ある年の冬のこと、
雪がずいぶん深く積もった朝に電話がありました。

「あの~、掃除屋さんですよね?
玄関前に積もった雪かきというのもやっていただけますか?」

なるほど、積もった雪を取り除くのも、
玄関前をきれいにするという解釈はできます。
私は快く雪かきの依頼を引き受けました。

「あの~、部屋の片付けをしていただけませんか?」
「倉庫の中の整理をしていただけますか?」
「お部屋を模様替えしたいのですが、
お手伝いしていただけませんか?」

 ――片付け、整理、模様替え……。
確かに部屋をきれいにする掃除と考えれば、
ハウスクリーニングの範囲に入ります。

◆ 掃除の依頼は老若男女を問わない

たいていの場合、
掃除の依頼をしてくるのは既婚者の方ですが、
ときどき10代、20代の独身の人からも
掃除を依頼されることがありました。

ある日、
独り暮らしをしている20代の女性から
アパートの部屋を掃除してほしい、
という依頼がありました。

下見に行くと、掃除をするというよりは、
部屋の片付けをするといった仕事内容です。

その女性の話によると、
翌日郷里から両親がやってくるそうで、
彼女一人では部屋の片付けが手に負えず、
私のところに依頼したということでした。


また、
大学一年生の男の子から掃除を依頼された
こともあります。

下見に行き、彼が暮らすアパートのドアを開けると、
ゴミ袋やビン、雑誌、脱ぎっぱなしの服などが
散乱しています。

掃除をするというよりも、
どちらかというと片付けの仕事です。

その男の子の話によると、翌日に来客があるそうで
(もしかしたらガールフレンドかもしれませんが)、
その前に部屋をきれいにしたいということでした。

こうした例からも、
ハウスクリーニングの範囲がいかに広いか、
理解していただけると思います。

 

◆ 家の掃除から家の売買までお手伝い

Nさんは一軒家で独り暮らしをしている68歳の女性です。

数年前にご主人が他界され、
その後は独り暮らしは物騒だという理由で、
家の中を締め切ったままにしていました。

Nさんもこのままの状態ではいけない、と思ってはいたものの、
自分一人だけでは部屋をきれいにできそうもないので、
私のところに掃除の依頼をされました。

Nさんの家に行ってみると、
非常に家財道具や補手の荷物が多く、掃除をするというよりも、
まずは不要なものの処分から始めないと片付けようがないことに
気づきました。

私が荷物の整理を始めると、
Nさんは「主人との思い出がいっぱい詰まった物ばかりで、
自分ではなかなか処分したり、捨てたりすることが
できなかったんですよ。本当にありがとう」と感謝されました。

Nさんとは、
その後もさまざまな仕事を依頼され、ずっと付き合いが
続いていましたが、郷里の兄弟が独り暮らしのNさんの身を案じて
同居を進め、Nさんも同意。
いま住んでいる家を処分して郷里で暮らすことになりました。

そのときの引越しの手配や後片付けなどの一切を手伝いました。

Nさんは、私が宅建の資格を持っていることを知っていましたので、
「いま住んでいる家を売りたいのだけれど、どうしたらいいか
相談にのってください」という依頼をされました。

私は方々に手を尽くし、
ようやく条件の良い不動産屋さんを見つけることができました。

そして、当社が仲介し、Nさんの家を不動産屋さんに売ることが
できました。

Nさんは
「家を売ったこのお金で、郷里に帰っても安心して暮らせます」と
非常に感謝され、私としてもNさんのお役に立てたことを
とてもうれしく思いました。

Nさんが生まれ故郷に帰ったのは寂しいことですが、
現在でも手紙での交流が続いており、Nさんが故郷で
毎日とても楽しく暮らしている様子を知ることができます。


◆ 仕事から家族ぐるみの付き合いに発展

Fさんとは、その妹さんからの紹介で出会いました。
妹さんは私の会社の以前からのお客様で、たまたま
Fさんが妹さんの ところに遊びにきていて、そこで
Fさんと知りあったのです。

Fさんは83歳という年齢にはまったく見えない
凛とした印象の女性でした。

Fさんは、少し申しわけなさそうに、
「私の家はここからかなり遠いのですが、
もしよかったら、お仕事をお願いできないでしょうか?」
と言われました。
(Fさんが住んでいるところは、車で1時間ほどでした。)

私が快く引き受けると、
Fさんは大変嬉しそうな表情をされました。

が実のところ、
Fさんが依頼してきたのは、掃除の仕事ではなく、
建具の修理と網戸の張り替えでした。

たしかに妹さんのところでは、
掃除以外の仕事も引き受けていましたが、

どうやら、妹さんが、お姉さんに私のことを
「掃除屋さん」とは紹介せずに、
何でもやってくれる工務店のような説明を
されたようなのです。

私自身、
Fさんに仕事の内容を確認していなかったことも
悪かったのですが、掃除の依頼だと思い込んで、
Fさんの家を訪問したときは掃除道具しか
もっていきませんでした。

ですから、実際に行なう作業が
「建具の修理や網戸の張り替え」と聞いたときには
面食らってしまいました。

それでも、
建具の修理はドライバー1つで直りましたし、
網戸の張り替えも建具屋さんにいつもお願いして
横で見ていましたので、

Fさんの近くの金物屋さんで材料を揃え、
見よう見まねで覚えた技術で仕事をこなすことができました。


私は、
これからハウスクリーニングを始めようと考えている人に、
アドバイスしておきたいことが1つあります。

それは、
掃除の仕事以外のことをお客様から依頼されたときに
どう対処するかです。

できましたら、
「私は掃除屋だから他のことはできません」と断わる
のではなく、少しでもやってみる努力をしてほしいと
思っています。

自分でできなければ、業者の人に依頼することもできます。

そして、
できればどんな小さな仕事も嫌がらずにやってほしいのです。

このことをぜひ実行してください。


Fさんのところで建具の修理、網戸の張り替えの仕事を終えた後、
Fさんからは掃除の仕事はもとより、エアコンの取り付け、
壁紙の張り替え、窓の格子の取り付け、防犯機器の設置、
じゅらく壁の塗り替え、屋根や外壁の全体塗装など、
さまざまな仕事を依頼されました。

もちろん、
私ではできない電気工事や内装工事、塗装工事は
すべて専門の業者に依頼しました。


実は、こうした他業者に仕事を依頼することは、
掃除の本業にもプラスになっているのです。

私の会社が仕事を依頼した電気屋さんや内装屋さん、塗装屋さんは、
「お返し」という意味なのかそれぞれの業者の人たちが、
掃除の仕事がある場合、当社に依頼してくれるのです。

私はこのような異業種ネットワークというのは
非常に素晴らしいシステムだと思います。

数年もすれば、かなり多様な異業種のネットワークができるはずです。


また、Fさんの家に行くと、
必ずFさんの手料理を昼食から夕食まで ご馳走していただき、
それがまたおいしくて、Fさんの家に行くこと自体、
私の楽しみの一つになりました。

Fさんは別荘も所有していましたから、
私たち夫婦や妹さんを正月に招待してくれ、
おいしい手料理を振る舞ってくれました。

この別荘ではFさんの娘さんとも会うことができ、
五人で楽しい正月を迎えることができました。


◆ 母親のような存在のお客様に感謝

Yさんとの出会いは
「部屋の本棚の本を整理したいので手伝って ほしい」と
依頼されたのがきっかけです。

その後、換気扇の掃除、窓ガラスの掃除、風呂の掃除など
定期的に掃除を依頼されています。

Yさんは私にとって東京の母親のような存在です。
Yさんはとても気さくな方で、私に仕事を依頼するときは、
必ず手づくりの昼食を用意してくれていて、おまけに
私の妻の分までつくってくれるのです。

「奥さんの分も作っているから、奥さんも呼んで
三人で一緒に食べよう」「若いんだからもっと食べなさい」
と、ご飯やおかずをどんどん出してくれます。

Yさんは62歳ですが、彼女を見ていると、
ついつい九州で暮らしている私の母がダブってしまいました。

通常より早めに他のお客様の仕事が終わったときなど、
Yさんの家の近くを通るとき、「Yさんいるかなあ」と、
ついつい家をのぞいてしました。

すると、
「あら山口さん、ちょっと寄っていきなさいよ。
上がりなさい、上がりなさい」と言って、お茶を出してくれ、
とりとめもない世間話をすることもしばしばです。

私の妻が急用で郷里に帰った時ですが、
このことをたまたま知ったYさんは、私一人だと外食ばかりで
栄養が偏るだろうから、と手料理を持たせてくれ、
なにかと面倒を見てくれました。

私にとっては、本当に感謝しても感謝し尽くせない
大切な存在の方です。

◆ 野良猫のフン処理も掃除屋さんの仕事?

Oさんからの最初の依頼は、
「いまある古い家を壊して、新たに息子さん夫婦と一緒に住む
二世帯住宅を建てるので、掃除と部屋を片付けるのを
手伝ってほしい」というものでした。

Oさんは60代後半の男性ですが、話を聞いてみると、
少し前に奥さんに 先立たれ、奥さんの思い出のあるものを
片付けるのは、なかなか自分にはできない、ということでした。
その片付け作業をご依頼されたのです。

その後、
新しい家を建てる期間に住む仮住まいの家が汚れているので、
仮住まいの掃除を依頼されました。

そして仮住まいを出るとき簡単な掃除を頼まれ、
新築の家の掃除も依頼されました。


ところで、最近のOさんからの依頼内容には、
その後、ちょっとした変化がありました。

不定期の仕事ですが、
庭に落ちている野良猫のフンをとってほしいというものです。

Oさんは猫が大嫌いだそうで、
近くの家で飼っている数匹の野良猫たちが、
どうやらOさんの庭をトイレと決めているらしく、

Oさんとしてもさまざまな対策を講じてはいるのですが、
野良猫はおかまいなしにOさんの庭をトイレ代わりに
使っているようなのです。

確かに、きれいにするという意味では、
フンを取り除くのも「掃除」の依頼には違いないのでしょう。

その後、
Oさんの家には野良猫のフン処理にだけ行くようになりました。

実は、
私自身、この庭の猫のトイレの始末作業を結構楽しみにして
いるところがありました。

その証拠にOさんから電話があると
いつも迅速に駆けつけるようにしていたのです。

というのも、
Oさんから猫とのバトルの話を聞くのが結構楽しみだったからです。

Oさんにしてみれば、大事な庭が猫のトイレ化することは
怒り心頭に発することではあります。

そのことにはもちろん私も同情しますが、
同時に、なぜOさんは自分で猫のフンの始末をしないんだろう
という謎を究明したいということもありました。

そして、いかに野良猫によって庭が被害を被っているか、
そのために毎回バージョンアップしていく猫防止・対策グッズの説明、

そしてそれらのバージョンアップされる猫対策をことごとく
クリアしていく野良猫の話を、Oさんから聞くのが楽しみだったのです。

◆ 紹介者の電話一本で商談成立

Nさんは私がこの街で開業した当初からのお客様です。
Nさんは66歳の男性でアパートのオーナーです。
アウトドア派でスキューバダイビングからエアロビクス、
水泳までこなすエネルギッシュな人物です。

Nさんから空き部屋の掃除を依頼されたのが
長い付き合いのきっかけでした。

空き部屋の掃除以外にも
Nさん宅の風呂の掃除や台所、窓ガラスの掃除を頼まれました。

このNさんが、
知り合いの不動産屋さんに私をぜひ紹介してあげたいといって、
わざわざ相手先に電話をかけていただき、大手不動産屋さんを
紹介してもらうことができました。

通常、不動産営業は、
同業の掃除屋さんがすでに取引していることが多く、
新規参入するのは大変難しいものがあります。

まさかNさんの電話一本で、
新規に取り引きできるとは思いもかけませんでした。

実にありがたいかぎりです。

◆ 個人宅の掃除がオフィスの掃除につながる

Mさんのお子さんには、かなり重度のアレルギー症状があり、
ハウスダストにもかなり敏感だそうです。

奥さんも非常に気をつかって自宅の掃除をしているのですが、
やはり限界があるようで、一度プロの掃除屋さんに徹底的に
掃除をしてもらいたいということで、私のところに連絡が
ありました。

Mさんがとくに気にしていたのが風呂のカビや床の汚れ
でしたから、そうした箇所はとくに念入りに掃除しました。

その仕上がりを非常に気に入ってくれたようで、
その後も付き合いが続くようになりました。

実はMさんのご主人は会社を経営していて、そのオフィス
の定期的な掃除も依頼されるようになったのです。

最初は自宅の掃除に始まり、やがてご主人が経営する
事務所の定期清掃まで依頼されるケースはよくあります。

そのためにも個人宅の掃除こそ、ハウスクリーニングの基本
と心得て、きっちりした仕事をしておく必要があるのです。

 

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